ESAとは
教育こそが人間の尊厳を守り、貧困と差別を克服する大きな力になる。
この信念をもとに、ESAは、1979年よりバングラデシュ・インドの紅茶農園や極貧の村などで、学ぶ権利の守られていない子どもたちに対して教育支援を行ってきました。
ESAが大切にすること
Mission(ESAの使命)
教育によって、人間の尊厳を守る能力を育て、アジアの子どもたちが未来へ向かう力を得る手助けをします。
Vision(ESAがめざす社会)
ESAは子ども一人ひとりが自分自身の力で、夢と希望をもって生きていくことのできる地域社会の実現を目指します。
Philosophy(ESAの活動理念)
- 教育こそが人間の尊厳を守り、貧困と差別を克服する大きな力があると考えます
- 子どもたちの権利、特に学ぶ権利が守られるために必要なことを支援先の人々と共に考え、共に活動します
- 人種、文化、信条、宗教の違い、そして国境を越えて活動をします
- その地域の人々が教育活動を主体的に行えるようになるまで活動を続けます
- 物心両面の分かち合いを通じて、国内外の人々がともに支え合う活動を行います
ESAのあゆみ
History
40年の歴史
1979~1990年代
里子里親による教育支援活動で、支援地域が拡大
1979年
インドのバンガロールの子どもたちへの教育支援の必要性を強く感じ、賛同した人々の力で募金活動を行い、里子里親の教育支援活動を開始。
1982年〜
より多くの子どもたちの支援をするためにバングラデシュのダッカ、シレット、チッタゴン、インドのダージリン、チェンナイ、トリッチーにおいて6つの現地カウンターパートと協働し、教育支援活動を拡大。
1998~2007年
紅茶農園労働者の子どもたちの教育のためにインドのダージリン、バングラデシュのシレットの紅茶農園の村に合わせて5校の学校を建設し、学校運営にかかわる。
1999年
特定非営利活動法人(NPO法人)格を取得。
2000年代
支援活動の内容の広がりとともに、学校・施設単位の支援に移行
紅茶農園や女児の教育、女性のエンパワーメントなど、支援活動の内容の広がりとともに、里子里親から学校・施設単位の支援へ転換
2001年
現地カウンターパートと協議の上、里子里親制度を改め、より多くの子どもたちを平等に支援するため、学校や施設単位の支援に移行。
1999〜2014年
インドのトリッチー、バングラデシュのダッカで、家庭に恵まれない女児の教育のために児童養護施設「子どもの家」において教育支援を開始。インドのトリッチーで4棟の施設を建設。
1998~2021年
女性のエンパワーメントと生活向上のために、縫製などの職業訓練、家畜の飼育、農業指導などをインドのダージリンとバングラデシュのチッタゴンにおいて4か所で実施。3か所が自立運営に移行した。
2004~2009年
バングラデシュのチッタゴンとシレットの村落部地域と紅茶農園において、小学校を4校建設し、教育支援を開始。
2005~2021年
支援地域を襲った自然災害からの救済のために、スマトラ沖地震による津波被害、バングラデシュの大洪水、南インドのサイクロン、コロナの感染拡大などの被害者に対し、緊急支援を実施。
2009年
認定NPO法人として認定を受ける(以後、5年ごとに更新中)
2010年代〜
教師トレーニングや給食支援、日本の絵本を届ける活動など、教育の質の向上を図るための支援活動を充実化。
2012年
教育の質の向上のために教師のトレーニングをバングラデシュの4か所の小学校で開始。
よりよい教材と図書を届けるために手作り教材と現地の言葉に翻訳した日本の絵本を届ける「ゾウさん文庫」プロジェクトを開始。
2015年〜
子どもたちの栄養改善のための給食支援「Happy Plate」プロジェクトを開始。
2022年
チェンナイのスラムの子どもたちに就学前教育を提供する幼稚園がその目的を達成したため、支援を終了。
この牛小屋から始まりました
団体概要
Overview
(英文名称) Education Sponsorship in Asia
(英文略称) ESA
監事 2名
ESAサポーター 97名
カレスクサポーター 226名
マンスリーサポーター 15名
(2023年12月末現在)
法人資格取得年月: 1999年12月
認定NPO法人認定日: 2009年9月1日
・学校建設や備品の提供などの教育環境整備事業
・普及啓発事業