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~希望の学校JONAKIを未来につなぐために~

バングラデシュの都会の発展から取り残され、貧しく、医者も、学校もない農村に、ESAは20年前にジョナキ小学校を建設しました。以来20年間、1000人近くの子どもたちが未知の世界を知り、知識の世界を探求し、一人の自立した個人に成長すべく、学びの一歩をここジョナキ小学校から歩んでいるのです。

しかし開校から20年、度重なる洪水や厳しい夏の暑さ、サイクロン、地盤沈下、塩害によって、校舎は著しく老朽化し、子どもたちの安全な学び舎を継続するためにも、大規模修繕が必要となりました。そこで3期にわけて大規模な修繕を行い、安全な環境を守り希望の学校を未来につなぎたいと考えています。

第1期工事では、約4か月をかけて土壌改良工事を実施しました。

特に、公的な汚水処理システムが整備されていない環境において、ガス爆発のリスクを排除するため、旧トイレ下部の地面を掘削し、ガス抜き作業を行いました。加えて、安全で衛生的な学習環境を確保するため、新たに汚水排水溝を設置しました。また、地盤沈下の影響で雨天時にぬかるみやすくなっていた校舎1階部分および校庭については、レンガとコンクリートによる舗装工事を行いました。その結果、例年5月から9月にかけて続く長い雨季の間も、全校児童が1階のホールに集まり、朝礼を問題なく実施できるようになりました。

第2期工事では、塩害により腐食した鉄筋の補強、日よけ・雨よけとして設置されていた軒の交換、さらに、老朽化した教室の扉・窓・ベンチ・机・トイレ器具の交換を予定しています。

第3期工事では、電力供給を担う太陽光発電用バッテリーの交換と、校舎を長持ちさせるための外壁の再塗装を行います。

大規模修繕の総予算は450万円。今年必要な修繕費用はそのうちの140万円です。

未来を担う子どもたちが、希望に満ちた学び舎で安心して過ごせるよう、皆さまの温かいご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

※ESAへの寄付金は税控除の対象となります。

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